日本語を欲してうっかりネットで話題の漫画等で時間を潰してしまい(いや良くできてるんですが)、これはいけないと思って青空文庫をダウンロードして読んでいます。逆に日本にいたら週刊スピリッツ読むのに忙しくて日本文学なんて読まなかったと思う。まあよくある、留学して日本を再発見系の話です。 そんな話をしたら夏目漱石の草枕を勧められて読み始めました。これは凄いです。恐らく文学方面の常識が無いので半分またはそれ以下しか本質を捉えて無いと思うのですが、それでも十分。日本語が読める人なら多かれ少なかれ感動する、洗練された表現。グレン・グールドが冒頭を座右の銘にしたらしいだけの事はあります。ここ最近本と言えば技術/デザイン系ばかりを追っていたのですが、特にどんなプログラミングの言語や設計やアルゴリズムが優れているといっても、この文章に比べたら何て事ない。文学の自由度は素晴らしいです。でも技術系の本が時間の無駄だったかと言うとそうではなく、これからこういった風に得られる刺激に対して作品でフィードバックする術を得られた、と願いたいです。少なくとも幾つかの物は、良い数式や証明の様にそれなりに含蓄があったので懐は広がったと思われます。 こちらは春と冬が1週間おきにやってくる変な天候の後、急に夏になりました。昨日は夕方から雨が降り始め、直前、涼しく湿度の高い日本の夕立みたいな空気に。こういう気候や甲子園が日本の夏だとか思って、まだたった4ヶ月ですが少し懐かしかったです。夕飯は味噌汁と野菜炒めにしました。


About Soseki Natsume, a Japanese great writer, and his work ‘Kusa Makura’, that Glenn Gould has loved.

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